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平成7年1月の阪神・淡路大震災において、水道断水によって消火活動に支障を来し、家屋の焼失、焼死等惨惰たる被害を生じたことは、ご存知のことと思います。 水道断水は、消防用のみならず、飲料水やトイレ洗浄水、その他の都市生活に重大な支障を来しました。 そして、水道代替用水としての非常用井戸の設置の緊急性を改めて痛感させられました。 井戸は初期消火にも役立ちます。 　阪神・淡路大震災後、超党派の議員立法として平成7年6月「法律第111号地震防災対策特別措置法」が成立、公布され、防災施設の見直し及び新規作成で井戸が防災施設に指定されました。 横並び蛇口よりの給水 　そして、この計画内容の中に井戸の設置を含めることとし、この井戸の設置を公共事業の−つとして、国が都道府県や市町村に対して1／2を補助することに決定しました。 一方、近年急ピッチで進められていた地震観測井も全国的な規模で整備が進展しました。 （社）全国撃井協会は、非常用井戸の普及に一層努力してまいります。   中規模用井戸 （自動型・非常用発電機付） 用途： 避難場所等の生活用水、緊急用水、防火用水を確保。 年寺徴： 口径200mm、深度100m以内に設置できます。避難場所の生活用水が賄えます。 小規模用井戸 （手動型） 用途： 一般家庭の生活用水、緊急用水、防火用水を確保。 年寺徴： 口径100mm、深度50m以内に設置できます。動力不要なので安心して使えます。